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  • 求められる英語力 文科省の全国調査

     全国の公立中学・高校3年生を対象にした文部科学省の英語教育実施状況調査で、大分県内の「英語力」は高校で全国5位、中学校では同15位だった。ともに九州1位。県教委は英語を使う機会の増加などが奏功したとみる。留学生の多い大分の強みも生かして、一層の授業改善や留学の後押しなどに力を入れる。
     2016年12月1日時点の調査。英検取得者数などを基に、「求められる英語力を持つ生徒」の割合を文科省が公表した。県教委が18日に開いた教育委員会会議で県内分の説明をした。
     高校は15年から3・9ポイント増の42・8%。全国平均(36・4%)を6・4ポイント上回った。中学は15年比2・2ポイント増の36・1%で、全国と同じ割合。全国、九州の両方の順位を15年から上げた。国は17年の目標を50%に設定している。
     県教委は14年にグローバル人材育成推進プランを策定して、小中高が連携した施策を推進。外国語指導助手(ALT)や県内の留学生、国際的に活躍する人材と生徒の接触機会を増やし、英語で表現する力を伸ばす授業を展開してきた。
     文科省は英語担当教員の状況も公表しており、高校は15年比6ポイント増の66・1%で、全国20位(九州6位)。中学では15年比4・1ポイント増の35・0%で、全国11位(九州4位)だった。小中高で合同の授業改善研修や、英語担当教員の指導力向上研修を重ねて向上を目指す。
     県内は外国人と接する機会が多い一方で、実際に海外への挑戦意欲を持つ生徒の割合は半数を下回る状況もある。県教委高校教育課は「海外への挑戦や国際交流を深める中で、生徒は自発的に意欲を向上させる。留学支援も含めた環境整備に力を入れる」としている。 

    <メモ>
     文科省が公立学校の実態を把握するため2013年度から調査。「英語力」は「学習指導要領をこなしていれば身に付く」という設定で、高校3年で英検準2級程度以上、中学3年では英検3級程度以上、英語担当教員は英検準1級程度以上―の基準で判断する。 2017年04月19日(水) 03時01分 - 大分合同新聞

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2017年04月19日(水) 03時01分 - 大分合同新聞

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